【秋田市 データ編】北東北の中核 大自然に恵まれた成熟シティ 秋田市

2017.08.18

 秋田県のほぼ中央部に位置する県都・秋田市。江戸時代、久保田藩の城下町として発展。また、秋田港は古くから北前船の寄港地として栄え、現在も、東北地方の物流拠点となっている。豊かな自然に恵まれ、古くから米どころとして名高く、おいしいお酒の産地としても知られる。さらに、東北三大祭りの1つ「秋田竿燈(かんとう)まつり」など、独自の伝統・文化が育まれてきた街でもある。

各種地域統計データからみる 秋田市

 秋田市は142,896世帯、319,084人が居住している。秋田県では最大の都市で、県の人口の約3割を占める。北東北の県庁所在地(秋田市、盛岡市、青森市)の中でも、最も人口が多く、秋田県内および北東北の中核都市となっている。
 秋田市の年代別人口構成を県全体と比較すると、20・30・40代人口の割合が高く、70歳以上人口割合が低い。秋田市の平均年齢は46.2歳だが、横手市、大仙市、大館市、能代市は50歳を超える。秋田県全体の平均年齢は49.3歳と全国で最も高く、高齢化が著しい。世帯人員では、1人世帯割合が県全体と比較して5ポイント以上高い。住宅の状況をみると、持ち家世帯、一戸建て世帯の割合がそれぞれ66.3%、67.6%と半数以上を占めるが、県全体より低い。また、商業やサービス業などの第3次産業就業者割合が8割弱で、県全体と比べて10ポイント以上高く、秋田県内では都市的要素の強い街であることが窺える。
秋田県内主要都市(人口が5万人以上の市区町村)&北東北 県庁所在地 商圏データ比較

秋田県内主要都市(人口が5万人以上の市区町村)&北東北 県庁所在地 商圏データ比較

※2010&2015年住民基本台帳、2010年国勢調査、2014年商業統計

秋田県を1とした場合の各指標(秋田県内主要都市構成比÷秋田県構成比)

秋田県を1とした場合の各指標(秋田県内主要都市構成比÷秋田県構成比)

秋田市アンケート

◆秋田市民の買物場所

 秋田駅半径10km圏に居住する生活者にインターネット調査を実施。普段の買物・ショッピング(ファッションや休日の買物)別に買物場所を聞いた。買物場所は、複数回答で上位5施設を掲載(性年代別には上位3施設を掲載)
 普段の買物の利用率が最も高かったのは「ドン・キホーテ秋田」で、次に「イオンモール秋田」「新国道モール」と続く。「ドン・キホーテ秋田」は生鮮食品なども充実していることから、日常的に利用している人が多いことが窺える。ショッピング(ファッションや休日の買物)では、「イオンモール秋田」が60%で全ての性年代で最も高く、2位以下を引き離している。秋田駅前にある百貨店「西武秋田店」は比較的高齢層に支持されているようだ。
生鮮食品が充実「ドン・キホーテ秋田」

生鮮食品が充実「ドン・キホーテ秋田」

秋田県道56号沿いに立地。生鮮食品売場が非常に充実していることから、日常的に利用している人が多いようだ。約20店舗のテナントも入る。

地場スーパー系 SC「新国道モール(いとく新国道店)」

地場スーパー系 SC「新国道モール(いとく新国道店)」

秋田県道56号沿いに立地。秋田、青森でスーパーを展開する伊徳が運営するショッピングセンター。日常的な買物場所として利用されているようだ。

商業施設面積6万㎡超の巨大SC「イオンモール秋田」

商業施設面積6万㎡超の巨大SC「イオンモール秋田」

秋田市南東部の御所野ニュータウン内に立地する秋田県最大規模のショッピングセンター。イオンスタイルとシネマコンプレックスなど150 超の専門店からなる。「ショッピング(ファッションや休日の買物」先として、圧倒的な支持を集め、時間消費型SCとしての存在感を確立している。

高齢層からの支持が厚い「西武秋田店」

高齢層からの支持が厚い「西武秋田店」

秋田駅前にある百貨店。JR秋田駅直結の「ぽぼろーど」を通って、お店までたどりつける。食品スーパーの「ザ・ガーデン自由が丘」がテナントとして入る。特に高齢層のショッピング(ファッションや休日の買物先)として支持されているようだ。

秋田市ってどんな街!?

◆街のイメージ

★注目キーワード ①
「学業が盛んな、教育に力を入れている」
約半数の市民が秋田市に対して「学業が盛んな、教育に力を入れている」というイメージを持っている。 秋田県は、毎年4月に実施されている小学校、中学校の全国学力テストで、ここ数年、成績が全国1位、もしくは上位と、トップレベルを維持し続けており、教育レベルの高さに注目が集まっている。
★注目キーワード ②
「安心、安全な」「子育てがしやすい」
自然が豊かで、人が多すぎずゆったりと穏やかな暮らしができることを評価する人が多いようだ。「人のあたたかさ」をあげる人も多い。
たくさんの動物たちと触れ合える「秋田市大森山動物園」

たくさんの動物たちと触れ合える「秋田市大森山動物園」

市民の憩いの場「千秋公園」

市民の憩いの場「千秋公園」

市民の声
●人柄や治安がとてもいい。
●都会の様な雑踏や混雑が無いし、空気や食べ物、自然で一杯で、人間らしい生活が送れる。大きな災害や事件も無いし、癒される街。
●子育てしやすく、町の人々があたたかい。
●子育てをしている身としてはこれほど安全・安心な環境に居られることをありがたく思います。また、動物園、遊園地、プール、多数の公園や施設が点在しており、子どもが多様な興味を持ち、学びに溢れていることも大きな魅力。
★注目キーワード ③
「歴史と伝統を感じる」

真夏の特別な4日間~「秋田竿燈(かんとう)まつり」

東北3大祭りの1つ「秋田竿燈まつり」は竿燈全体を稲穂に見立て五穀豊穣を祈願する秋田の伝統的なお祭り。260年以上の歴史を持ち、国重要無形民俗文化財にも指定されている。
市民の声
●竿燈は秋田の誇り。夜の竿燈は黄金に光る稲穂そのもの。 秋田らしさがそのまま表現されたお祭り▶39歳女性 パート
●子供の時から、秋田を離れて暮らしてても、必ず帰って来て見たくなる、他県には無い魅力的なお祭り。 秋田の男性が1番カッコよく見える祭り▶37歳女性 会社員
●年に一度の一大行事。特に経済の面で、秋田市にとって重要なイベント。▶37歳男性 アルバイト
●毎年見に行く。お祭り開催前から各地域で練習する風景も見られ、本番の日に向かって徐々に心も踊る。 夏の欠かせないイベント。▶50歳女性 パート
●以前は自分自身が参加していた。竿燈は参加して初めてむずかしさ楽しさが分かるお祭りだと思う。▶54歳男性 会社員
※秋田市の街アンケート調査概要/秋田駅半径10kmに在住する20-69 歳の男女300人を対象にインターネット調査を実施 実施日:2016年9月9日~9月11日 調査主体:読売IS 実査:楽天リサーチ
記事作成:2016 November

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